1 はじめに QNAP社のNASを以前から複数機種使用しています。そして、全文検索のアプリケーションQsirchを使用するためにTS-251Bを導入しました。 しかし、Qsirchの5.2.0以降のバージョンはインデックスの作成に長時間かかり実用性がありません。そこで、Qsirchをダウングレードして、現時点では最も問題が少ないバージョンと考えられるQsirch 5.1.3を実際に使用した実績について説明します。今回使用したQsirch 5.1.3はダウンロードページを見つけることが大変困難です。簡単にダウンロードできるQsirch 5.0.3でも同等の結果が得られると思います。 なお、Qsirchのバージョンだけでなく、OSのQTS、アプリケーションのMultimedia Consoleのバージョン、搭載メモリーの容量、取り扱うファイル等によって、インデックス作成の所要時間はかなり変動します。下記はあくまでも目安として見ていただきたいと思います。 2 TS-251Bの設定内容等 まず、最初にTS-251Bの設定内容等を示します。
3 Qsirchの動作 本来、NASは通電しっぱなしで使用するもののようですが、家庭内設置なので必要な時だけ、電源を入れるという運用にしています。このため、インデックス作成が完了するまでに電源を切ってしまう場合があり、その場合はインデックスを最初から作成しなおすことになります。よって、インデックス作成が完了するまで、必ず電源を入れっぱなしにしてください。
インデックス作成中にQsirchの進捗状況を確認すると下図のようになります。
4 おわりに NASにデータを保存したら、ミラーリングとインデックス作成が完了するまで通電し続けることが重要です。インデックス作成中は、NASのCPU使用率が99〜100%となり、レスポンスが大変遅くなります。 [NAS関係インデックスに戻る] [トップページに戻る] |
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